エロいことをしたいからやさしくする、「やらしさ」と「やさしさ」は紙一重であることを、私は彼女から学びました。

エロいことをしたいからやさしくする、「やらしさ」と「やさしさ」は紙一重であることを、私は彼女から学びました。

【性別】男性
【自分の年齢】
失恋時23歳・復縁時27歳
【相手の年齢】
失恋時20歳・復縁時24歳
【失恋していた期間】
4年





【かつての関係】
恋人です。
大学時代に知り合いました。
私は文学科で彼女は建築科でしたが、キャンパスが狭いので、ほぼ毎日会える環境でした。




【一番最初の出会い】
大学の「テニス&スキー」同好会の夏合宿で出会いました。
彼女が私に好意を抱いたようです。
私は後から、この話を同好会の仲間に聞かされました。
その後、お互いに意識しはじめたのですが、どっちも奥手だったので、同好会の仲間は2人をくっつけようと必死。
カラオケに行こうとか、友だちの家に遊びに行こうとか、何かしらイベントを企てて、必ず2人を面子に入れていました。
それから2人は、決まって夜に長々と電話で話すようになり、ある夜、私が「好きです、付き合ってください」と言わされたというわけです。




【当時の二人の幸せな日々】
福島県から上京して、アパートに独り暮らしをしていた彼女に会うため、週末は彼女の家で過ごすようになりました。
彼女が作る手料理を食べたり、彼女が好きな映画のDVDを観たり、夜は一緒に寝てみたり。
学生なのに、夫婦みたいな生活を送っていました。
ちなみに、私を童貞から卒業させてくれたのも彼女です。
童貞を卒業したときのエッチは、いまだに憶えています。
私がコンドームという存在を知らず、「性」に対する知識もなかったので、その後は、彼女と一緒に「性」について、色々と勉強するようになりました。




【失恋のきっかけ】
私が彼女より先に社会人(某出版社勤務)になったので、学生時代と違って、毎日会えなくなってしまいました。
社会人と学生の壁ですね…。
出版社は、まず定時では上がれませんし…。
今でも嘘だと思っていますが、「●●くんのことも好きだけど、それ以上に好きな人ができた」と切り出されたのがきっかけです。
おまけに、誰から吹き込まれたのか、「出版業界の人って、ゲイ(男好き)が多いらしいよ。
気をつけな!」
と洗脳されたようです。
別れの日、「今は、その人たちと仲良くするし、その人たちの言葉を信用する」と、一方的に言われました…。




【失恋後の心境】
正直、「マジかよ…。
俺ってゲイ扱いかよ…」
の一言に尽きます。
「すみません、彼女と別れました!」と上司に報告すると、その日は全く仕事が手につかず、「おまえ、もう帰れ!」と言われる始末。
「いったい誰に洗脳されたんだよ…」と思いながら、気づけば彼女が住む金町駅にいました。
昨日、別れたばかりなのに、やるせない気持ちでいっぱいでした。
しかも、好きな人ができたわけでもないのに、なぜあんな嘘をついたのかも気になっていました。




【復縁のためにしたこと】
特に何もしていません。
「やっぱり付き合わなければ良かった」と、彼女に後悔させたくなかったからです。
むしろ、彼女を忘れようと必死でした。
実はその直後、何を血迷ったのか、私は一度ゲイの気分を味わってみようと思い、彼女の体型に似た男の人を探して、同性で入れるホテルに行きました。
その男の人はすごく紳士で、傷心した私をやさしく扱ってくれました。
私の服をそっと脱がして寝かせると、耳元・首筋からおへそにかけて舐めまわしてから、私のチンポを丁寧にしゃぶり始めます。
「上手い…」
同性だからこそ、気持ちいいポイントを押さえているようです。
私は、あっという間にイカされてしまいました。
それから攻守交替で、人生初のフェラチオも経験しました。
彼女とは味わえなかった気持ちよさを覚えてしまいましたが、「一度きりにしよう」と心に決めたので、その方とは、それっきり会っていません。




【復縁できた決め手】
彼女から電話がかかってきました。
突然、「会いたい」と言われたのです。
当時、私もアパートで独り暮らしをしていましたが、職を探している状態で、ヒモみたいな生活を送っていました。
お金は全部、女子プロレスの観戦友だちだった女の子に出してもらっていました。
「こんなんじゃいけない!」と、自分に言い聞かせていたタイミングでの電話でした。
ちょうど、その友だちにも飽きていた頃で「もしかしたら、変われるかも」と思えた瞬間でした。




【簡潔に言うと・・・】
復縁したが、今はもう別れた

【復縁後の生活】
その晩は、彼女のアパートで一緒に寝ながら、彼女の話を聞いてあげました。
どうやら仕事が自分の思い通りにならないようでした。
ただ、それ以上は私から深く詮索することはしませんでした。
ゲイ扱いされたことなど、頭の中から消え去っていましたし、彼女が実家の福島に戻ろうとしていたことを、薄々感じ取っていたからです。
その後、彼女が実家に帰るまでは「セフレ」という関係でした。



【失恋中の自分へアドバイス】
キミは間違っていなかった! 別れた後、しつこく彼女を追いかけていたら、
また彼女とエッチなことをする日は来なかった! 童貞を捨てたい一心で、カラダ目的だけに付き合った彼女だったけど、本当に尽くしてくれたんだなぁ、と感謝するべき。
一度、ゲイを経験したことも、彼女に気持ち良くなってもらうための努力だったし、決して無駄ではなかった。